短編
ジパング市民キリウ君のめくるめく日常 (上の方が新しいです)
- 一説によると、人間の脳みそは否定形を理解するのが難しいらしい。
- 蟹を生きたまま焼くことは間違いなく調理と言えた
- 嫌なことあっても空飛んで雲見てたら忘れちゃうから
- アジサイのような青い髪の毛、アジサイのような赤い瞳。
- あるところにキリウ君の実在しない弟がいました。
- ここにいない誰かにとっても。(2020大晦日・終)
- 喪が明けないのだ。(2020大晦日・その4)
- 夢の反対を現実と呼ぶのは何か違うのではないかとずっと思っていた。(2020大晦日・その3)
- 鏡の向こうから赤茶色の瞳が見つめ返していた。(2020大晦日・その2)
- ロッカーの中に――。(2020大晦日・その1)
- 若いうちに気付けてよかったじゃん
- キリウ君はバカだから風邪ひかない
- なんてこった。こいつは年を越す気満々だ。
- 仕方なく彼はドラム缶をひっくり返して、キリウ君を外に出してあげました。
- ペットショップの水そうのふちについてたキリウ君の幼虫をもらった。
- キーボードを背負ったキリウ君がイライラしながらライブハウスから出てきた。
- 水曜日、彼女が学校に行くと、隣の席にキリウ君がいた。
- 目が覚めるとキリウ君は、とんでもなく長い死者の行列の真ん中に立っていた。
- 『灼かれるよ』
- なんど姓名診断をやり直しても『典型的な死にたがり』『布団の上では死ねない』以外の結果にならない……。
- 俺はデリカシーの無さで殺されたことがある。
- 去る512時間前、キリウ君は折れてない千歳飴を渡してきて、ぼくが折るよう仕向けた。
- 『地獄への道はカステラで舗装されている』
- ザリガニが代わりに泣いた。
- (使えねぇ~~)
- 「俺だよ、キリウ君だよ」
- ジパング市の通称『三店方式規制条例』施行から三年目の冬の夜。
- 『財布にこだわるのはダサイ』
- 「消えちまいたいんだ」
- キリウ君が窓際で神様への願い事に興じていた。
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- ぼくは時々ドライフルーツがたいていゴキブリにしか見えない
- 来年の干支何だっけ!?
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- 声をかけるのはいつだって自分なのである。
- 空に無数の傷が生まれ、硬い皮で塞がっていくさまは、まさに唯一神。
- 昔、キリウ君のうちでスーパーボール拾いました。
- ループ・ザ・ループ……
- 歩道の真ん中に誰かの日記が落ちていた。
- やっぱりため息みたいなもんなのかなあ……。
- キャー超ハンサム!
- セヴ郎にとって今世で唯一の友人であるキリウ君がスギナ様に取り憑かれて、早くも一年が過ぎた。
- コイツは絶対に潰すと腹に決めた。
- ユミンタは貴族である。