短編

ジパング市民キリウ君のめくるめく日常だよ (上の方が新しいです)

2023大晦日
蟹を生きたまま焼くことは間違いなく調理と言えた
2023-12-31
2021大晦日
嫌なことあっても空飛んで雲見てたら忘れちゃうから
2021-12-31
非実在電波少年キリウ君が見つからない
アジサイのような青い髪の毛、アジサイのような赤い瞳。
2021-11-22
非実在電波少年の弟と人形
あるところにキリウ君の実在しない弟がいました。
2021-11-21
2020大晦日+
ここにいない誰かにとっても。(2020大晦日・終)
2021-01-01
2020大晦日・早朝
喪が明けないのだ。(2020大晦日・その4)
2020-12-31
2020年12月30日
夢の反対を現実と呼ぶのは何か違うのではないかとずっと思っていた。(2020大晦日・その3)
2020-12-30
2020年12月29日
鏡の向こうから赤茶色の瞳が見つめ返していた。(2020大晦日・その2)
2020-12-29
2020年12月28日
ロッカーの中に――。(2020大晦日・その1)
2020-12-28
煉獄うららか
若いうちに気付けてよかったじゃん
2020-05-01
2019大晦日
キリウ君はバカだから風邪ひかない
2019-12-31
2018大晦日
なんてこった。こいつは年を越す気満々だ。
2018-12-31
キリウ君の恩返し
仕方なく彼はドラム缶をひっくり返して、キリウ君を外に出してあげました。
2018-06-06
キリウ君の幼虫
ペットショップの水そうのふちについてたキリウ君の幼虫をもらった。
2018-05-18
21:18 ジパング市 某所にて
キーボードを背負ったキリウ君がイライラしながらライブハウスから出てきた。
2018-05-17
隣の席のキリウ君
水曜日、彼女が学校に行くと、隣の席にキリウ君がいた。
2018-05-11
非実在電波ゾンビ
目が覚めるとキリウ君は、とんでもなく長い死者の行列の真ん中に立っていた。
2018-05-10
プラズマ色の空
『灼かれるよ』
2018-04-12
フェイタルフェイト
なんど姓名診断をやり直しても『典型的な死にたがり』『布団の上では死ねない』以外の結果にならない……。
2018-03-21
灰色の独り舞台
俺はデリカシーの無さで殺されたことがある。
2018-03-10
銀色の翅
去る512時間前、キリウ君は折れてない千歳飴を渡してきて、ぼくが折るよう仕向けた。
2018-02-28
2017大晦日
『地獄への道はカステラで舗装されている』
2017-12-31
アトミックハッピーホリデー
ザリガニが代わりに泣いた。
2017-12-24
非実在電波少年キリウ君を捜しています
(使えねぇ~~)
2017-08-26
2016大晦日
「俺だよ、キリウ君だよ」
2016-12-31
モグラ大好き問題
ジパング市の通称『三店方式規制条例』施行から三年目の冬の夜。
2016-12-24
2015大晦日
『財布にこだわるのはダサイ』
2015-12-31
ある冬の午後
「消えちまいたいんだ」
2015-12-15
キリウ君の好きな人
キリウ君が窓際で神様への願い事に興じていた。
2015-09-16
詩『ホットケーキ』
2015-09-10
そういうわけで
ぼくは時々ドライフルーツがたいていゴキブリにしか見えない
2015-09-09
ダルマ落とし
来年の干支何だっけ!?
2015-05-28
詩『キャベツの森』
2015-04-21
2014大晦日
声をかけるのはいつだって自分なのである。
2014-12-31
メロンコリー
空に無数の傷が生まれ、硬い皮で塞がっていくさまは、まさに唯一神。
2013-06-29
思い出
昔、キリウ君のうちでスーパーボール拾いました。
2013-04-23
YO-YO
ループ・ザ・ループ……
2013-04-23
日記
歩道の真ん中に誰かの日記が落ちていた。
2013-04-23
雲の中
やっぱりため息みたいなもんなのかなあ……。
2013-04-23
うるせえハンサム
キャー超ハンサム!
2013-04-23
スギナ様
セヴ郎にとって今世で唯一の友人であるキリウ君がスギナ様に取り憑かれて、早くも一年が過ぎた。
2013-04-20
コイツは絶対に潰すと腹に決めた。
2013-03-02
リボ総務
ユミンタは貴族である。
2012-07-03

(以上)