ナツメグレポート p.2

 [※注意] ナツメグは食べ過ぎると肝臓障害を起こします。この記事を真似しないでください。

 2013年春、ナツメグミルクティーのつくれぽを書いた。しかしよくよく考えてみると、そもそも目当てはナツメグの油分に含まれる成分なんだから、牛乳で煮出したりしなくても、精油を直接飲めばいいと思わないかね。

材料

  • ナツメグの精油 ... 適量
  • インスタントコーヒー ... 1人分
  • 牛乳 ... 好みで

 ぶっちゃけ紅茶は好きじゃないので、今回はコーヒーにした。

 ハーブ・アロマテラピー用具店で購入したナツメグの精油 (エッセンシャルオイル) と、インスタントコーヒーを用意したよ。インスタントコーヒーは、たまたまそこにあったネスカフェの香味焙煎を使った。

 ナツメグの精油は、店頭で買えないかと電話で店に在庫確認したら2件目で見つかったけど、どこにでも置いてあるというものではないような気がした。同じチェーン店でも、置いてあるとこと置いていないとこがあるみたい。しかも、購入した店でも普段は店頭に置いてないとかで、店で電話を掛けた店員さんに言って出してもらった。

 そういうわけで、今回購入したナツメグの精油は3ml入りのものだった。

精油の使用量

 実際に使うナツメグ精油の量について。

 前回ほどフラフラになりたくなかったので、前回のナツメグ使用量5.5gから中毒症状を引き起こすミリスチシンのおよその量を計算して、今回の精油の使用量の目安とした。考察の元ネタは以下。

  • 今回のナツメグ精油中のミリスチシン含有量は9.39% (同梱の成分分析表より)
  • 20gのナツメグから210mgのミリスチシンが得られる (Wikipediaで本から引用されてるデータより)
  • 前回のナツメグ使用量は5.5gだけど、抽出方法が適当すぎたし、マズすぎて全部も飲まなかった。

 つまりこういうことだ。

  1. ナツメグ精油1mlあたりのミリスチシン含有量は93.9mg。
  2. ナツメグ重量の1.05%がミリスチシン。
  3. ナツメグ5.5gに含まれるミリスチシンは57.75mg。
  4. 抽出し切れなかった分とか差し引いて、前回のミリスチシン摂取量は約30mgくらい?

 4番のせいで全てが無意味!!

 正確な量を出したいわけではないので、ここから適当に少なめに見積もって、今回は精油を0.20ml (ミリスチシン18.78mg相当) ほど使用することにした。う~~ん。

方法

  1. インスタントコーヒーを作る
  2. 好みで牛乳を入れる
  3. ナツメグの精油を垂らして完成

 インスタントコーヒーを作って、牛乳を入れて、ナツメグ精油をぽたぽた加えた。今回のナツメグ精油の3ml容器はひと振りで約0.05mlが出るつくりになっていたため、コップ1杯分のコーヒーに4滴程度を加えた。

 牛乳を入れたのは、単純に牛乳を入れないとコーヒーが飲めない味覚だから。

結果

 まっず!!!!!!!!

 飲めない (^^ω;;)

 ニオイがキツすぎて一口飲んで吐き出した。味とかいう問題じゃない。

感想

 バーカ!