第九章 スパイクド・モンスター

部屋に足を踏み入れると

途端に妖しげな雰囲気に あたりは包まれた

土間の辺りから ガサゴソと音がする

 

目がその物体を認識するにつれて

ますますもって混乱してしまった

 

あいつは人間…か…

 

恐れと疑問を同時にもった

どこかが 違う

 

『おっあ」「あり)

何を喋ろうとしている らしい

 

「じ-「じっ「肉」「だ「ああっ」肉」「だぁ」

 

こいつは人ではなかった

人も鬼とも呼べぬ 醜い化物(クリーチャー)

巨大な白い顔と 白く長い手足

そして…

」ぐ」ふ「ぶ「ふ『ぶ』・・

 

身体中の至るところに

人間の「口」がついている

 

「貴様がこの家の主というわけか だが、そこは俺が奪(もら)うぜ」

 

身体中に牙をひしめかせた 

異形に

ペリーが挑んだ