3.親父が買ってきたウォッカを全て火炎瓶に加工する趣味をお持ちの方、いらっしゃいませんか
桃「グッドランドを滅ぼしたのは貴様らか…許せぬ、決して許せぬ! 貴様らは全知全能の神であろう! 何故に力の及ばぬ鬼ごときに力を振るう!!」
神「俺たちじゃないよ!? 鬼ってなんだよ! 誰だよ!」
桃「この後に及んで白を切るつもりか、ならば貴様も私の一部にする他はない、覚悟せよ…その身を我が体内の業火で焼き尽くしてやろう…」
神「そんな攻撃方法じゃなかったよね!?」
神は一人残らず始末された…そう…悪神は滅びたのであった
桃「鬼よ……名をなんと申すものか…礼も何もできなかった…誠にすまぬ…だが仇は討ったぞ、鬼よ」
そのころ鬼ヶ島(グッドランド)
鬼「クレーン技師のハイデルソンが首を跳ねられたそうだ」
鬼「馬鹿者が…採石場には怪物"首狩りの太郎"がおることは知っておっただろうに…」
鬼「何やら巨大なものを牽引した痕跡があったそうだ」
鬼「なに? …桃…か」
鬼「…そうか…ハイデルソンは不死の霊薬に魅入られたか…」
鬼「哀れ…哀れよのう…我々は、千年前にその辺で拾ったおにぎりを躊躇なく、砂を払いもせずに拾い食いした鬼族の先祖、メンデルソンによって…人魚の肉味のおにぎりを拾い食いをしたメンデルソンによって…老いを知らぬ身体になっていたというのにのう…」
鬼「ソンデルソン、言うてやるな…奴とて思うところがあったのであろう…」
桃は鬼族の伝承に代々伝わる、なんか川を流れてくる気持ち悪い桃(気持ち悪い桃)として語り継がれていた
誰かが言ったのだ…桃を食べたものは死ななくなると…いくら首を跳ねられようと、首を絞められようと、首を踏みつけられようと、首を穿たれようと…消して死なぬ身体になると…
それが誠か嘘かは誰も知らなかったが、長い年月が、その言い伝えを伝説化させていたのであった