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シベの夢日記

 どこかの海辺の軍事施設で何かの研修を受けたようだった。ガラスが多くて青っぽいビルの建物だった。

 私はガラスでできた床の上で横向きに寝ていたが、頬の下から聞こえる「武器の使用を許可する(うろ覚え)」といった不穏な音声メッセージで目を覚ました。近くには人が何人かいて、ざわついていた。気になって海の方を見ると、夕立の前のような暗くて湿っぽい雰囲気で、靄がかっていた。その陸からあまり遠くない沖に、苔むした岩でできたような、何十メートルかありそうな巨大な四角いシーサー風の怪物がいて、ゆっくり陸に向かって歩いてきていた。おそらく出現してからしばらく経っていて、ずいぶん接近しているように見える。私は「なんで逃げないの!?」と大声で叫んだ。周りの人たちが慌て始めた。

 外に出ると、悲鳴を上げながら避難しはじめる人たちでいっぱいだった。私は黒い車の中から自分のカバンを引っ張り出したが、本当に持っていきたかったはずのもう一つの荷物は見つからず、諦めた。私には、現実では知らないけど夢の中では親しかった男の同行者がいて、一緒に走って逃げた。祖母の家の玄関を広くしたようなところで、自分の赤いスニーカー(架空の記憶)を探しながら、同行者に「赤派? 青派?」のように尋ねたが、返事は不明。

 玄関から外に出て、横浜っぽい坂の多い住宅地を走っていた。いつ津波が来るか分からない。途中で3人いるおじさんとすれ違ったが、同行者と辺りを確認しながら走り続けた、動いてる交通機関は無いか等。しかししばらくすると、最初とは別の海水浴場に出てしまい、愕然とした。

 そこで5人組の若者と出会ったが、彼らは事態を知らないらしい。すごくどうでもいいことで、こちらに声をかけてきた。それを振り払いたい気持ちもあり、私は大慌てで「海にマジでやばいのがいるんだってば!!」と言った。しかし、階段の上から不思議そうに海を見た彼らの向こうには、晴れ渡った普通の海が広がっていた。

 なんだか分からないけど怪物は去っていたようだった。私は釈然としない気持ちで同行者と話しながら、青空の下、片瀬海岸っぽい灰色の石の地面を歩いていった。看板に『BLACK BRAIN』という小さな落書きがあった。

 場面が少し飛んで、私は実家のマンションのようなところで階段を昇っていた。同行者とバブル景気の話をした。世の中のお金が増えてから現実の価値が追従するまでのわずかな時間が幸せだったのだろうなと考えた。ノーベル経済学賞を受賞したアインシュタイン(※受賞してない)のことを思った。

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去る512時間前、キリウ君は折れてない千歳飴を渡してきて、ぼくが折るよう仕向けた。1024時間前、彼はこの世のものではないハッシュアルゴリズムでひとりブロックチェーンを始めていた。