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ついに今年はシュトレンを焼いた

 ついに今年はシュトレンを焼いた。作りたいなーとずっと思ってて、前にドライフルーツのラム酒漬けを作ったまんまのやつ見て思い出したから。

 一昨年のクリスマスシーズンに食べて以来 (こう書くとニワカじゃん)、シュトレンが大好きだ。もう通年食べたい。去年食べたやつは、酒とスパイスの風味が強くて、芯にマジパンが入ってる、いかにも向こうのやつっぽくてすごく良かった。っていうか今思うと輸入物だった。そりゃそうだ。

基本のクオカオリジナルシュトーレン

X'mas菓子*本格派 ✣シュトーレン✣ by ラ・ランド

 レシピは上記ふたつ、基本的には上の方を参考にさせていただき、1本分に計算しなおして作った。

 まず中種。中種って初めて聞いたんだけど、先にちっさいパン生地を作るらしい。リスドォルは強力粉と薄力粉を3:1で混ぜて代用。室温がカスなので発酵はコタツでやった。

 次に本生地。いつも使わない量のバター (※有塩使用) に気が遠くなりつつ、マジパンローマッセはとりあえず粉糖とアーモンドプードルと卵白で自作。1本分の量だと、卵黄を入れた後もヘラのまま続けた方がたぶんいい。ホイッパーの網の中に全部持ってかれたから。粉を加えた後は、いつまでも粉粉しててポロポロにすらならなかったが、これで大丈夫みたい。そのまま中種を加えた後も、しばらくは全然まとまらなくて不安になったが、水分など加えずともそのうちまとまった。この時、まとまった生地も全然モチモチとかしてなくて、バターの少ないクッキー生地みたいにボロボロしていた。

 できた生地を寝かせた後、スパイスとフルーツとナッツを混ぜた。フルーツに染み込んでいたラム酒の量が、事前にペーパーで吸わせていてもはんぱなくて、生地がベタベタしてしまった。あと、ほんとは芯にマジパン入れたかったけど、予算の都合でやめた。スパイスはビンから目分量でシナモン・カルダモン・ナツメグで、気持ちカルダモン多めに。

 で整形だ、めんどくさくなってきたので、ここで寝かす工程をとばして一気に整形した。二つ折りにすると反対側が割れたけどまあいいか。整形が終わったら最終発酵で、厳重にくるんでまたコタツ。これは特に膨らますものではなくて、つついてみて表面がふわってなってたらOK。

 最後に180度に予熱したオーブン (オーブンレンジだけど) の下段で30分焼いて、熱いうちに溶かしたバターぬってグラニュー糖と粉砂糖まぶして、ラップでくるんで終わり。すぐ食べるものではないらしいので、いま冷蔵庫に入ってる。

 こりゃめんどくさい。

 どっかで、ドイツ人でもあんまり家では焼かないって記事を見かけたきがするが、ほんとにめんどくさい。今後は潔く買おうと思う。

 ところで整形といったら……前にKitchen Storiesで流し読みした向こうのレシピでは、ナッツとフルーツを混ぜる前に生地の一部を取り分けておく工程があった。本体の整形後に取り分けておいた方を薄く延ばして、それで本体をくるむというものだった。確かに売り物のシュトレンはそんな感じだったなーと思ったけど、作る前に色々調べてたら、理由が分かった。

8. 焼きあがったら、シュトレンの表面に飛び出して来て黒く焦げているレーズンを全部ナイフで取り除きます。食べる時に苦味の原因になりますので、しっかり取り除いてください。

(略)

少し改良バージョン
焼いた後に処分する黒こげレーズンの量って半端じゃないですよね? レーズンが焦げないようにするには、④でフルーツを混ぜる前に少しだけ生地を取り分けておいて、フルーツ生地の表面を覆います。

 これは納得。今回はフルーツをやたら刻んだ上に、モタモタ練りこんでて全部潰しちゃったからあんまり気にならなかったけど (……)、こちらのレシピはレーズン丸ごとでキレイだし、確かに焦げると気になりそう。ちょっとやろうとしてみたら、今回の生地の配合ではボロボロしてしまって無理だった。

追記 (2016-12-17)

@napoporitatasoが投稿した写真 -

 食べました。味は普通にシュトレンだった。写真は砂糖あきらかにかけたりなかったから、このあと粉砂糖かけた。

 スパイスはもっと入れたほうがよかった。あとアーモンドは空焼きしすぎたか、大きすぎたかもしれない。なんか香りがなじんでない気がする。

 もっとも、こういうめんどくさいのをある程度真面目に作ったのは、いわゆる「最初はちゃんと作ったほうがいい」の段階だ。本当の目的は、シュトレンを食った気になれる最小単位の物体を作り出すこと。

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去る512時間前、キリウ君は折れてない千歳飴を渡してきて、ぼくが折るよう仕向けた。1024時間前、彼はこの世のものではないハッシュアルゴリズムでひとりブロックチェーンを始めていた。